自分のキャリアのもう一つの核になっているのが、DMAT(災害派遣医療チーム)としての活動です。資格を取得後、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震にも派遣されました。
東日本大震災のときは、3月11日当日にたまたま東北に出張しており、そのままDMAT隊員として被災地に入ることになりました。支援先の施設は海から4キロの場所にあり、津波はギリギリ届いていませんでしたが、電気もない中での活動でした。災害対策本部の立ち上げから関われたことは、自分にとって大きな財産です。
経営の仕事をしていると、どうしても数字や戦略の話になりがちです。しかし被災地でのあの経験が、自分の根っこにある医療人としての意識を確かなものにしてくれました。「事務職であっても、私は医療人だ」という自覚が、その後の仕事すべてに影響していると思っています。



